オルソケラトロジー/近視矯正治療
オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーは、今までのコンタクトレンズとは逆の使い方で、夜寝る前に専用レンズをはめて就寝。
朝起きた時にレンズを外して日中は裸眼で過ごすことができる新しい近視矯正法です。
メガネやコンタクトレンズに比べて認知度はまだ低い矯正方法ですが、世界的には歴史のある矯正方法で、1960年代から研究・処方されています。2009年には効果を認められ、厚生労働省から高度管理医療機器として承認を受けて、全国で実施されております。
オルソケラトロジーには、通常のハードコンタクトレンズと同様に副作用・リスクがあります。
- レンズが目に接触するため、充血やアレルギーなどが起こる可能性があります。
特にアレルギー性結膜炎の既往がある方は、症状が強くなる可能性があります - 角膜炎、結膜炎、角膜上皮下混濁、角膜感染症などの合併症を引き起こす可能性があります。
リスク軽減のため、レンズの正しい管理と指定された検診をお守りいただいています。
オルソケラトロジーが向いている人・向いていない人
向いている人
- 水泳や動きの激しいスポーツを楽しみたい方
- 裸眼で過ごしたいが手術には抵抗がある方
- 日中にメガネやコンタクトレンズを使いたくない方
- 近視進行が心配な学童期のお子様
向いていない人
- 近視や乱視の強い方(適用できない場合があるため)
- 睡眠時間が短いまたは不規則な方(就寝時に装用するため)
- レーシック術後の方。円錐角膜と診断された方。
- 医師が定めた定期健診に通えない方
水泳や動きの激しいスポーツを楽しみたい方や、裸眼で過ごしたいが手術には抵抗がある方、日中にメガネやコンタクトレンズを使いたくない方、近視の進みやすい学童期のお子様(近視進行抑制効果が認められるため)にお勧めしています。
オルソケラトロジーをご希望の方へ
- ご来院前にお電話にてご予約をお願い致します
- 未成年の方は保護者の方とご一緒にお越しください
- 検査に時間を要するため、余裕のある日の受診をおすすめします
- 検査日から1ヶ月程は視力や眼の状態をみる為、数回の来院が必要です
- 処方の開始後も定期検査のために来院が必要です
- 引越しの予定がある方は開始前にお教えください。
オルソケラトロジーの費用
※オルソケラトロジーは自費(自由)診療です
スタート時の費用
初回各種眼科一般検査・データ測定(適応検査)
4,500 円
レンズの装用体験(適応検査)代
6,500円
オーダーレンズ作成+1年間の検診代
181,500 円
合計
192,500円
※別途ケア用品代(洗浄液・装着液等)がかかります。
2年目以降
検診代(1年分)
20,000円
※別途ケア用品代(洗浄液・装着液等)がかかります。
料金の発生するタイミングや更新代等、詳しくは下記の「オルソケラトロジー処方の流れ」と合わせてご確認ください
オルソケラトロジー処方の流れ

オルソケラトロジー実施年代別割合(2018年)


当院でオルソケラトロジーをされた方の80%は20歳以下の方でした。
近視の進行しやすい20歳ごろまでに近視進行抑制効果のあるオルソケラトロジーを開始したいと思われる方が多くいらっしゃるようです。
20代以降で実施される方は「眼鏡やコンタクトレンズを使用せずに日常生活や趣味を楽しみたい」「レーシック手術に興味があるが手術に抵抗」があるなど…理由は様々でした。
※2026年現在:ほとんどが小中学生のお子様です。
オルソケラトロジーに係る費用の医療費控除に関して
医療費控除の対象となります。
照会のオルソケラトロジーによる近視治療に係る費用(リテーナーレンズの購入費用を含みます。)は、角膜を矯正して視力を回復させる治療の対価として支払われるものですので、所得税法施行令第207条第1号《医療費の範囲》に定める医師又は歯科医師による診療又は治療の対価に該当し、医療費控除の対象となります(所得税基本通達73-3(1))。
出典:国税庁 オルソケラトロジー(角膜矯正療法)による近視治療に係る費用の医療費控除
なお、近視等の眼の屈折異常を矯正するために眼鏡及びコンタクトレンズを購入した場合のその費用、眼の屈折検査、眼鏡及びコンタクトレンズの処方の費用は、視力を回復させる治療の対価に該当しませんので、医療費控除の対象となりません(最高裁平成3年4月2日第三小法廷判決)。

